2012年6月19日火曜日

エジプト旅行 2日目(4/29)ドーハ観光そしてカイロへ

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スケジュール

○フライト
    28APR 21:20 NRT → 29APR 05:20 DOH カタール航空 QR803

○ドーハ市内観光
    ・オールド・スーク(Souq Waqif)

○フライト
    29APR 13:45 DOH → 29APR 16:15 CAI カタール航空 QR514

○ホテル
    Delta Pyramids Hotel


この日ドーハでの乗り継ぎが8時間あったため、ドーハ市街に出て観光をしました。
しかしドーハはそれほど見所がないことでも有名で、あるのはドーハの悲劇の舞台となったアル・アハリ・スタジアムやラクダが売っているラクダ市場、それとシティーセンターという大きなショッピングモールと古い街並みのオールド・スークといったあたり。私はオールド・スーク周辺にだけ寄ってみることにしました。
そしてまた飛行機でカイロに着いた後はタクシーでホテルに向かうというスケジュールでした。


ドーハ空港

ドーハは思った以上に大きな空港で、見渡す限りの敷地に沢山の飛行機が止まっていました。



そして飛行機前に到着した巡回バスに乗ってドーハ出国のArrival Stationに向かいます。でもみんな途中のTransfer Station(飛行機乗り継ぎ用の駅)で降りて中に入って行っちゃったんです。結局Arrival Stationまで向かったのは私とほんの数人だけでした。



いきなり人が減ったのでその時はちょっと不安だったのですが、出国手続きのところでビザのために100リエル(2000円ちょっとくらいかな)を払って無事出国することができました。
そしてATMで200リエルをクレジットカードで引き出し、タクシーでSouq Waqifに向けて出発です。
※ドーハの乗り継ぎはどこに行くにもすごく待ち時間が長いらしいのですが、みんな空港でのんびりまったのかなぁ。。。


Souq Waqif

そしてタクシーでオールド・スークに到着です。しかしここに着いたのはまだ7時前、人も全くおらず閑散としていました。
仕方がないので、周辺をぶらぶら歩きながら時間をつぶすことにしました。

○Fanar(カタール・イスラミック・カルチュラル・センター)


○Souq Waqif(オールド・スーク)


    まだ人がいなくて閑散としています。

○Clock Tower


○オールド・スークのモスク


    でもイスラム教じゃないと入っちゃダメなんだよって言われてしまいました。

○プロムナード


    プロムナードからは対岸に摩天楼群をみることができました。



○Al Najada Mosque



これら全部徒歩圏内です。

そうこうしてのんびり散歩している間に時間も経ち、人も現れ出してきました。


オールド・スークの街並みはこんな感じです。



オールド・スークの一番奥にはラクダがいました。ラクダを見つけた時はうれしかったんですが、良く見ると全部のラクダが等間隔になるように短いロープで足がつながっていたんです。ちょっとかわいそうでした。

カフェで日本人が水タバコ(シーシャ)を吸ってたんで私も相席しました。


彼もカタール航空の同じ便でドーハまでやってきて、夜6時の便でイランに向かうということでした。そして私と同じ格安の航空券を私と同じように11月に取ったということなんです。どうやらその時カタール航空でプロモーションチケットを売り出したそうで私はそれをたまたま買う事ができたのだということをその時初めて知ることができました。

そんなカフェの前を現地の人達が優雅に馬で歩いていました。


そして10時半頃になって彼と別れ、タクシーでドーハ空港にまで戻りました。


ドーハ空港

空港内ではmeal voucherを発行してもらい昼食を取りました。詳しいシステムはわからないのですがカタール航空のトランジットで何時間か待つ場合、空港内で無料で食事を食べれるようになっているそうなんです。


Beefを頼んだのですが、とっても辛かったです。

そうそう、あと空港内にはモスクがありました。


空港の人達、仕事中でもお祈りをしてる人がいました。


飛行機

ドーハからカイロまでは2時間半程度とここまでかけた時間から比べればそんなにかからない道のりです。
そして着陸するちょっと手前のあたり。


飛行機の中からピラミッドを見ることができました。


カイロ空港



空港を降りたとたんに沢山の人達に囲まれました。

「私はガバメント・スタッフです。どこのホテルですか?」
私:ギザのピラミッドホテル
「そこまでだとタクシーで150エジプトポンドですね。これが固定料金でどこで頼んでも同じですから私のタクシーを使ってください。さあ行きましょう。」と料金表を見せながらいうのです。
地球の歩き方を見るとそっくりそのままのことが書いてあったんです。「空港で待ちうける極悪詐欺師に注意」って。。。
最初はタクシーで行こうと思っていたのですが、あまりにうっとおしかったので、やめてバスで行くことにしました。
で、バックパッカーの人に助けてもらってシャトルバスを教えてもらい、空港バスターミナルにまで向かいました。

とはいえ、バスターミナルで降りたらまた道に迷っちゃったんです。
そしてギザだったら50エジプトポンドで連れてってあげるよっていう流しのタクシーに、とうとう乗り込んじゃいました。。。


タクシー

タクシーの運ちゃん、「ギーザ―、ギーザ―」といかにも胡散臭い感じでした。


でも「Giza Pyramids」と書いた看板を指さして「ギーザ―、ギーザ―」と言ってるから、とりあえず目的の方向には向かってます。
しかも途中からは大渋滞。もうどうしようかといった感じです。

ただ、私の泊まるホテルはピラミッドから徒歩圏内ということで選んだホテル。最悪ピラミッドに行ければ何とかなるはずと思ってたんです。

で、大渋滞のおかげで1時間以上かかったんだけど、運ちゃんはギザに来たというので、ホテル名そして地図を見せてここに連れてけと、分からなければピラミッドに連れてけといったのです。
でもピラミッドなんちゃらホテルと違う所に来ては「ヘイ、ここがピラミッドだ、いいだろ?」と何度も言ってくる。歩いている人に地図見せて聞いたらここじゃないというし、最後にはもういいから別のタクシーで行くと、ギザには来たので45エジプトポンド投げ捨てるように渡しタクシーを乗り換えることにしました。

別のタクシーは「ここはギザだよ。でもそのホテルはちょっと遠いね。フィフティーンエジプシャンポンドで、うんいいよ。」というのでそれならと頼んだんです。

そして無事デルタ・ピラミッズ・ホテルに到着です。
細かいお金はさっきのタクシーで使っちゃったしちゃんとホテルに着いたかの確認もしたかったので、両替してくるから待っててねとタクシーのドライバーに伝え、ホテルのRECEPTIONに行ったんです。
で、ホテル名を確認してから、両替をお願いしました。

私:タクシー代15ポンドなんだけど100エジプトポンド札しかないから両替して欲しい。
受付の人:両替はしてません。

ベルボーイさんが「私が両替して払っておくよ、15ポンドだね。」というので100エジプトポンド渡してお願いしたんです。そうしたらドライバーは50ポンドと言っていると、フィフティだというのです。

ちょっともめたのですが、ベルボーイさんとも話をして30ポンドで手を打つことにしました。

※この時だけじゃなくてこの後も何度かフィフティーとフィフティーン、12と20とかで何度ももめました。彼らはサーティーンと"ン"を仮に強調していっても最後は30を要求して来たりすることもありました。最後は手で1、5と見せてフィフティーンと確認してやり取りするようにしました。

結局タクシー代75ポンド(1000円ちょっとくらい?)で来ました。でも帰りまた空港に戻った時に分かったのですが、これは結構良い価格で来れたみたいです。


ホテル

ホテルの受付でも一大事です。



受付の人:あなたの予約はありません。
私:いや、予約した。エージェントに支払い済みのブッキングのコンファーメーションの用紙も持ってる。
受付の人:そこにあるPC使っていいからエージェントに連絡してファックスしてもらってくれ。
エージェントとオンラインチャット開始です。


さんざんやり取りしたのですが、今日はもう確認できなくて明日になると言うのです。ホテルの人もホテルの人で、確認取れないなら泊まるのに一泊$80必要だから今は支払ってください、もし確認できたら返すけど確認が間に合わなかったらここでは支払って帰った後でエージェントに返してもらってくださいの一点張り。

私:部屋は1泊26ドルで予約した。何故$80なんだ?
受付の人:それはエージェントが出した料金でうちの問題じゃない。

しょうがないので、$80支払って宿泊です。

外国人はほとんど泊まっていなかったのですが、ホテルは現地の人で満員だったみたいです。受付の人も困っていた感じでした。
ということで実際空き部屋もなくて、多分予備のための部屋なんじゃないかなぁ、一番最上階のピラミッドよりの一番いい部屋を用意してくれました。


※ちなみに翌日にはちゃんとアメリカから連絡が届いて$80も返金してもらう事ができました。部屋のドアには$80のプレートが取りつけられていたので本当に$80ドルの良い部屋だったみたいです。結局$80ドルの部屋に$26ドルで2泊できたので、最終的には得することができました。

そして先ほどタクシーのやり取りの仲裁をしてくれたベルボーイが翌日のタクシーのチャーターを勧めてきました。ピラミッド、サッカラ、ダハシュール、メンフィスを一日で周って250エジプトポンドだというのです。
そして建物の外でタクシーのドライバーに会いました。明日の朝8時に表のカフェに集合しよう。ピラミッドの中に入るのはこの時間で大丈夫、でもダハシュールは遠いからこの費用に含まれない、いいね。
うーん、ダハシュールは遠くて行けれないのか。。。まぁ仕方ないかなぁ。ということでお願いすることにしました。

晩ご飯は外で現地の食事です。


この部屋からのピラミッド・ビューは素敵だよとベルボーイも言ってました。早く見たいです。



エジプト旅行 3日目(4/30)ギザ周辺一日観光 に続く

はじめから見る

4 件のコメント:

  1.  ペルー日記の前に寄り道しました!(^^)!
     エジプトは思い出補正がかかって、楽しい部分を思い出していましたが、まるとんさんの日記を見ると、僕も「あぁ…、あんな事やこんな事まで、いちいち交渉させられた上に、約束を庇護にされたなぁ…」というところが浮かんできました(>_<)
     定価は博物館や遺跡しか記憶にないですもん。 でも中で「写真撮るなら~」って交渉してきますけどねw

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    1. まるとんです。
      エジプトの価格交渉ではみんな苦労するんでしょうね。
      今もたまにこの日記を見なすことがあって、見るたびに"あ~こんなことあったんだよなぁ"って思い出してます。

      私も写真の交渉をいろんなところでもちかけられました。
      みんな「撮ってもいいよ、でも金出せ」ってな具合で要求してきましたね。
      特にルクソールがすごかった気がします。

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    2.  遺跡で「○○な写真を撮りたくないか?」→ごにょごにょ
       タクシーで「最初に言っていた所と別のところを(1か所だけなのに)回ったから、倍払え!」とか、ペットボトルの料金が毎回変わったりw
       値段が決まってそうなのは、おそらくガソリンくらいな気がします…

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    3. ギザで一日周ったタクシーも「明日カイロを案内するよ」とか、「アスワンに知り合いのタクシーがいるから呼んでおいてあげるよ」とかいろいろと言われました。
      アスワンで乗ったタクシーもイシス神殿と切りかけのオベリスクに行きたいと伝えて値段決めて移動したわけですが、車の中でしきりに「アスワンハイダム行かなきゃだめだよ、ここからすぐだよ」と何度も何度も勧められました。
      どちらも断るのにへとへとになりました。行ってたらそれなりに要求されたんじゃないかと思います。

      ガソリンは日本では考えられないぐらいにきっと安いでしょうね。

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