スケジュール
○ギザ周辺一日観光
- ・メンフィス
・ダハシュール
・サッカラ
・ギザ
- ・ピラミッド 音と光のショー
- Delta Pyramids Hotel(前日と同じ)
この日は前日お願いしたタクシーを使ってギザ周辺(メンフィス~ダハシュール~サッカラ~ギザ)の一日観光です。
ここは今回の旅行で一番行きたかったところ、ピラミッドを含めた紀元前26~25世紀というはるか昔のエジプト古王国時代の遺跡群で、当時の首都メンフィスとその周辺のダハシュール~サッカラ~ギザで作られたピラミッド群が世界遺産「メンフィスとその墓地遺跡」になっています。
昼間これらの遺跡を見たあと、また夜にギザのピラミッドに向かい「ピラミッドの音と光のショー」も見てきました。
ホテル
朝起きると窓からピラミッドを見ることができました。
とっても素敵な眺めです。
ホテルの朝食もおいしかったです。
そして受付では、エージェントからのホテルの予約も届いたということで無事$80を返してもらうことができました。
それでは待ち合わせの8時になったんでタクシーの待つホテル横の喫茶店に向かって出発です。
タクシー
8時前にカフェに着いたらまだドライバーは来てませんでした。そのためまたシーシャでのんびり過ごしているとドライバーがやってきました。
ドライバー:ずいぶん早いね。
私:8時だから急いで出てきたんだよ。でもまだ来てなかったからシーシャを使ってたんだ。すぐ出発するかい?
ドライバー:まだ早すぎだよ。ゆっくりしよう。
そこでカフェの壁の時計を見たらまだ7時過ぎだったんです。。。
ドーハで時計合わせてたんだけど、カイロに来てから1時間の時差を直すのを忘れてました。
私:It's DOHA time!
ドライバー:この時間からなら十分時間あるのでダハシュール行くかい?でも予定外になるから追加で50エジプトポンド必要だね。それでもいいか?
私:うん、まぁ、いいよ。
ドライバー:じゃ、最初にメンフィス、ダハシュール、サッカラに行って午後にギザに行こう。もちろんピラミッドの中に入るのもできるよ。
私:じゃ、それで頼むよ。
ということで、タクシーで出発です。
メンフィス博物館
タクシーで1時間ぐらいで最初についたのはメンフィス、ここはエジプト古王国時代の最初の都だった場所ですが今は博物館となっています。
ラムセス2世像。
スフィンクス。
その他沢山の遺跡が置いてありました。
ダハシュール
次に向かったのはダハシュール。メンフィスが首都だった時代にクフ王の父スネフェル(紀元前2613年-2589年)が建設した2つのピラミッドがあります。
赤のピラミッド。
ピラミッドはその昔階段状に作られていたが、これは階段状でない初めてのピラミッド(真正ピラミッド)なのだそうです。
※階段状のピラミッドは次に寄ったサッカラで、そしてスネフェルの子供、孫、ひ孫達が作ったのがギザの3大ピラミッドと続いていきます。
このピラミッドは中腹の穴から中に入ることができました。
中は結構蒸してて暑かったです。
こちらは傾斜角が途中で変わっている屈折ピラミッド。
サッカラ遺跡
サッカラは同じようにメンフィスが首都だった時代の最大の墓遺跡(ネクロポリス)です。
一番大きくて目につくのがこのジェゼル王の階段ピラミッド。紀元前2650年ごろに作られた世界最古の石造建造物なのだそうです。
そしてこの葬祭神殿と合わせてジェゼル王の葬祭複合体というそうです。
ピラミッドの真横の遺跡。
そしてまた車で数分移動すると別の遺跡がありました。
動画でも。
壁画やヒエログリフを見ることができました。
ギザの3大ピラミッド
そして時間は昼過ぎになっちゃったんだけど、ご飯より先にピラミッドに行こうということでギザのピラミッドにやってきました。
写真はパノラマビューポイントから見たギザの三大ピラミッド、そして右側の動画はクフ王のピラミッドです。
・左のピラミッドがクフ王のピラミッドで3つの中で一番大きなピラミッドです。クフはカフラー王の父にあたります。
・真ん中の頂上付近に化粧石が一部残っているピラミッドがカフラー王のピラミッドです。カフラーはメンカウラー王の父にあたります。
・右のピラミッドが一番小さいメンカウラー王のピラミッドです。
先ほどダハシュールで見た階段ピラミッドや赤のピラミッドを建てたスネフェル(クフの父)と合わせて親子4代にわたってこれらの代表的なピラミッドが作られたんですね。しかも紀元前2500年も前、日本はまだ文字もないような縄文時代のこと。すごいです。
そして念願だったクフ王のピラミッドの内部にも入りました。
ここも内部は蒸して暑かったです。奥は急な坂道になっていてそこには木の階段が取りつけられているのですがそれを下ったり登ったりしながら奥に入りました。テレビとかで見たジグザグに岩が積まれて収束していく天井もありました。そして絵画とかはなかったけど、一番奥には棺を入れる石棺がありました。
もうここまでで今回の旅行の目的のほとんどが達成です。
しかしここでも空港の時みたいにエジプト人にまとわりつかれました。
まずはチケット売り場でチケットを買った後のことなんですが、入口のゲートの所で人のチケットを勝手に持って人の前を歩いていくんです。その後タクシーのドライバーと合流したのですが、ドライバーと何やらもめたようにそのエジプト人と話してました。
それからクフ王のピラミッドに入ったんですが、そこでもずっとそのエジプト人がついてきて、頼んでもいないのに「足注意して、こっちだよ」と一本道なのにさも案内してあげてる感たっぷりで話かけてくるんです。
そしてタクシーに戻ったわけですがそこで金払えと。。。
私は無視していたのですが、タクシードライバーとそのエジプト人が激しく怒鳴ってました。何を話してるかは分からなかったけど、ガイドしたと言ってたんだろうと思います。タクシードライバーだって観光業ですからきっと断れない何かがあるんだろうなぁ、最後ドライバーが10エジプトポンドをこいつに払ってやってくれというので仕方なく払いました。
その後もまたドライバーと分かれてこのエジプト人と2人で歩いて行くことになったんです。ドライバーは「こいつと一緒に行って来い、でも20分で必ず帰って来い」というのです。
もう訳が分かりません。私は一人で行きたいとすごく強く主張したのですが、このエジプト人と行けというのです。次何するかは戻ってきたら伝える、必ず20分で帰ってくるんだ、と。。。
そんな見知らぬこのエジプト人と一緒にピラミッドの横を歩いて奥に進みます。
ヘテプヘレス王妃の竪穴墓という所に入り、中ではどれが誰だかとか説明をしてもらったりしました。
そしてタダだから馬に乗ってというのです。
For free?(タダなんだよね?)と確認して、馬に乗っちゃいました。
馬の上から。
そうしたらスフィンクスが見えてきました。ピラミッドの真横にセットで建っているのかと思ってたのですがほんのちょっと離れた所にあるんですね。
で、あそこまで馬で行くか?って聞かれたんです。
しかしお墓に入ってからだからもう言われた時間です。スフィンクスはいい、もう時間だから戻る、引き返せと言って戻ることにしました。
で、馬からは自力で降り、そのエジプト人を無視してタクシーに戻ったんです。
またドライバーとこのエジプト人は喧嘩してましたがもう知りません。私もお前はタダと言った、だからお前の言ってることは知らん、と相手にしませんでした。
タクシーでスフィンクスの前に行ったとき、ドライバーは頼むからここで写真ちょっと取るだけで勘弁してくれと、頼まれてしまいました。。。
KFC
そして遅くなったけどやっとお昼です。
今回どうしても食べたかったスフィンクス前ケンタッキーでのランチです。
スフィンクスの見てるもの、それはケンタッキー。
おいしかったです。
そして一日観光は終了。ホテルに戻り一休みしました。
音と光のショー
そして夕方からまたそのドライバーと合流して、今度は夜のツアーです。
ピラミッド 音と光のショーを見に行きました。
3つのピラミッドとスフィンクスそしてスフィンクス横の石壁をライトアップしてのショーです。
内容としては光を楽しむというよりはピラミッドの解説、当時の歴史の説明をしてくれるというもの、話自体はそれ程おもしろいというほどではないかなぁといった感じでした。
写真は良いのを取ることができました。
夕食
最後夕食はタクシードライバーと一緒にエジプト料理を食べました。
ちょっとクセが強いです。
チキンはおいしかったんですがお昼とかぶってしまってあんま沢山食べれなかったのが残念でした。
翌日は国内線飛行機でアブシンベルを見に行きます。
エジプト旅行 4日目(5/1)アブシンベル~アスワンへ に続く
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